彼女が生まれ育ったのは、釜山。日本のフェリーやロシアの船の往来もある。
韓国の教育熱は皆さんもご存じの通り。日本の何倍?だろう。しかし、0歳からというよりは、幼稚園に入ってからと言うのが一般的のよう。なので、就園前は母親とゆっくりたくさん過ごす。彼女が子どもの頃は、あまり働いているお母さんは多くなかったと。現在の若い世代は、共働きが増えてきている。しかし、どこかに預けるとか、シッターさんに頼むと言うよりは、祖母に見てもらうことが多い。
ちょっと前までは専業主婦が多い韓国。 韓国の主婦 は、 “世界で一番楽な主婦!” と言われていたと。
初耳!え~、どういうことだろう?(日本も私達の母親世代は、専業主婦が多かったと思うけど、、、何が違うの?)と尋ねてみると!
その時代でも子育てさえしっかりしていたら、後は何をしていてもいいというのが普通の考え。例えば、エステに行ったり、食事に行ったり、自分の習い事、自分の好きなことをするのは当たり前。
一般的なこの頃の日本の母親感覚とはやはり違う気がします。
おまけに、韓国からドイツや日本にご主人の仕事で2年ぐらい行って帰って来ると。。。
「苦労したのね。」と思われるぐらい、質素になって帰ってくるらしい。日本に来てその答えがわかったそうです。
苦労したわけでなく、日本の主婦は自分のことより家族のことを優先して、その習慣が自然に身についてそのようになっていたと。
現在でも日本のお母さんは、お金に余裕があったとしてもパートをして自分のお小遣いを稼いでいるように見える。
これが不況不況と言っていても経済大国日本の強みだと彼女は言う。(逆の立場から思うことは、同じアジア人として何歳になっても韓国女性が美しく見えるのは、こういう文化の違いもあるからかもしれないと納得!)
話は戻り、 幼稚園、小学校時代 。ここからが凄い!
習い事は、 3 、 4 コ。しかもすべて毎日! 昔から。やっぱり!
彼女もブラジルの取材をさせてもらったママ同様、日本の習い事が週1回に驚き、「これで身につくの~?」と不安になったそうです。
こちらからみると、いつ遊ぶの!?いつ家族団らんできるの!?と、心配になります。
遊びは、自然とその習い事先の友人とそこで遊ぶという感じ。
女子に人気なのは、日本でも有名なキム・ヨナさんの影響でスケート。
男子はやはりサッカー。ピアノは7割近い女の子が習い、英語やパソコンも多い。
本当にとても忙しい印象を得た。 ちなみに、彼女の学生時代から、 大学院に行くことは普通で、 留学も珍しくない という感覚。
韓国は、まだまだ日本より学歴社会だが、最近は少しづつ学歴より “何ができるか” がようやく大切だと変わってきている。
週末は、ほとんどおじいちゃんやおばあちゃんも含めた家族で過ごすことが多い。
日本に来て感じたことは、家族がバラバラな気がすると。親も兄弟も。
韓国は、親は絶対で、育ててくれたから最後まで親を見る気持ちが今でも強い。家族で動く、家族で1つ、絆の強さを感じます。
また、家族の絆は愛情あるスキンシップからと。
子どもに嫌がられるほどハグをよくする。
自分の子どもだけでなく、よその子にも。
だっこしたり、チューしたり、頭なでなでしたり、お尻を軽くたたきながら褒めてあげる。
初めて日本へ来たとき、可愛い子がいて抱っこしようとしたら日本人の変な視線を感じてそれから二度としないように気をつけているそうです。同じアジア人でも日本人は、体感の“スキンシップ”というより“以心伝心”という考え方のほうが強いのでしょうか。
絆と言えば、ふとサッカーなどのワールドカップでの応援で韓国は特に愛国心、一体感を強く感じますが、それに繋がるのかなと思いました。
☆取材協力
1児の韓国人のお母さん(4 0 代)。社会人になってから日本に。
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