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世界の子育て事情
第5回 イギリス

日本の都市部では、幼児の親子サークル、幼児、児童の習い事が盛んです。
さて、他の国はどうなのでしょう?
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イギリス(英国)は イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドから構成されている王国です。人口は約6千万人(日本の約1/2)、国土面積は24.5万km2(日本の約2/3倍)。
イギリスの首都、 人種のるつぼといわれているロンドンの子育て事情をお届けします。

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イギリス編

☆未収園児の過ごし方と習い事は?

通常3歳でnursary(幼稚園)に入ります。
入園までは、午前中には地域の図書館( 日本の児童館のような機能ももつ )や教会でのplay groupという会(サークルのようなもの)に参加することが多いです。絵本の読み聞かせなどをしてもらえます。
play groupは、いろんなところで曜日を変えて開催されているので、週に何日も参加可能です。
費用はgroupにより、無料だったり、一人50P(100円弱)だったりします。
午後は公園に集まり、他の子と一緒に遊びます。
広い芝生でランチをとることも。日本のような小さな公園で遊ばせるのではなく、広い公園の遊具エリアでボール遊び・遊具・フリスビーで遊んだり、自転車のペダルなしのものに乗っで遊んだりします。

美術館が無料で開放されているので、子どもをバギーに乗せて美術館に行く人もよくいます。
習い事はあまり盛んではなく、リトミックをさせている人がたまにいる程度です。

☆幼稚園児の過ごし方と習い事は?

nursary(幼稚園)は午前までなので、昼寝してから午後公園に繰り出します。
ボール遊び、遊具はもちろん、キックボードもメジャーです。
フットボール(サッカー)は男女関係なく、みんな大好き!

☆小学校低学年の過ごし方と習い事は?

小学校は、学校の帰りにそのまま公園に行き、遊具やボールで元気に遊びます。
習い事として、音楽(ピアノ、バイオリン、ギター)、水泳、フットボール(サッカー)、 バレエ を始める人もいます。
公園遊びでは、ほとんどの男の子はフットボール(サッカー)漬け。バスケットやラグビーもボールは持ってはいるものの、まだ力が足りないとか。国技のクリケットもあまりしていないようです。
キックボードはもちろん人気です。 あとは、レゴ。レゴ。レゴ。
みんなレゴが大好き。高学年でもレゴで遊びます。

最初に 子どもの趣味はなに?と聞かれ、体操、サッカーと答えると、じゃあ楽器はなに?と聞かれます。
スポーツも音楽も楽しむ、というお国柄が出ていますね。
塾はなく、かわりに高学年になると家庭教師(チューター)を頼む人が出てきます。公立小学校が地域ごとに学力ランキングされ、ランクの高い小学校に通っている子どもにはチューターを低学年からつける人もいるとか。

☆週末の過ごし方は?

共働きが多いので、貴重な休みの土日には近所の公園で家族でサッカーをしたりランチをしたり、プールに行ったり、 テニスをしたり、 買い物に行ったり、実家に帰ったり、ということが多く、日本のように遊園地などにはあまり行きません。
土曜の子供向け映画(リバイバル)が£2でみられたり、休日の家族向けのものもあるとか。
お金を使わずに上手に楽しんでいるようですね。

☆働いているお母さんは多い?

働く母親は多いようですが、子育てが落ち着いてから仕事を始める母親も多いとか。

子供が学校に行くようになると、母親がアダルトスクールに通って資格をとり、子供が大きくなってから働くというケースがかなりあります。 仕事をする上で、日本のように年齢制限があまりなく、もちろん景気に左右されはするものの、資格を取れば働けるという希望がかなりあるため、子育ての間は働いていない母親もたくさんいます。

11歳まで大人の付き添いが必要なので、送りもお迎えもナニーさんに頼んでいたり、送った後で出勤したりしています。
勤務時間を短くして働ける恵まれた環境があることはうらやましいですね。

☆子育てにておいて日本との違いは?

すべてに送り迎えが必要(一人で留守番をすることも法律で禁止)なので、母親は本当に忙しい。
兄弟が別の学校に通っている場合、二人の登校時間が重なったりすると、どちらかは必然的に遅刻となることも。ナニーさんを頼んで登校させることもあります。

意外なのは、何でも親がやってあげるということ。遊んだあとの片付けも落としたものを拾うのも、何もかもあえて子供にやらせない。
そして常にハグ、ハグ、ハグ、キス、キス、キス。
子供はちょっと転んだだけでもよく泣き、大した怪我ではないのに、母親は「大丈夫???」といいながらものすごい勢いで駆け寄ってハグ。

常に母の愛情を思い切り子供に伝えている感じがすごく伝わってくるそうです。 愛されてる、守られてる、いつでも頼れるという感じで子供はすくすく育つのかもしれません。 現地の子は本当に素直で無邪気です。

参照: 今回は お2人から話を伺いました。
7歳と3歳の子どもを持つロンドン在住9年の日本人ママと、
11歳と8歳の子どもを持つロンドン生活半年のフレッシュな日本人ママです。

取材協力 
★ PIXIE ENGLISH (ピクシーイングリッシュ)★
東京都大田区にて未収園児~小学生を対象に英語サークルを展開。 「英語で楽しく遊びながら 自然に英語を吸収する」をモットーに親子で英語に触れる環境を提供しています。
お問合せ先  pixy_eng@yahoo.co.jp
                               Ikuko.

取材後記: よく遊び、よく遊べ。
そんなのびのびとした様子が印象的でした。
学校にもよるのでしょうが、知人のお子さんの通っている公立小学校は宿題もほとんどなく、自由そのものだそうです。 そして意外だったのが、子どもを自立させることに長けている欧米にて母親が何でもやってあげているということ。ふとアメリカの11歳児がお母さんに靴紐を結んでもらっていた姿を思い出しました。それについては賛否両論があるかもしれませんが、愛情をたっぷり表現して伝えていることは、子どもにとって何よりも自信となり、宝となることだと思いました。



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