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世界の子育て事情
第4回 ブラジル

日本の都市部では、幼児の親子サークル、幼児、児童の習い事が盛んです。
さて、他の国はどうなのでしょう?
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人口は、約1億8千万人。国土面積は日本の22.5倍。首都はブラジリア。南米大陸唯一のポルトガル語圏。コーヒー・サッカーなどが日本では有名ですね。子育てはどうなんだろう?と同じ幼稚園のブラジル出身の身近なお母さん(日系3世)に尋ねてみました!


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ブラジル編 

彼女が生まれ育ったのは、サンパウロ州のバストス町。彼女が子供の頃からほとんどのお母さんたちが働いていたといいます。そのため小さい頃から子供たちの多くは保育園に通ったり、シッターさんに見てもらったり。そのような状況なので親子サークルなどはないようだと。仕事同様、お母さんたちは自分の時間も大切にして生きている印象を受けました。ちなみに、現在彼女の友人は3歳のお子さんを育てながら、大学に通っています。

また、話を聞くなかでブラジルでもメキシコ同様貧富の差が感じられました。公立保育園(無料)には生活が大変な人たちが子供を預けると。実際、そういう人がどのような生活を送っているのかあまりわからないとも。

小さい頃の習い事は、私立の保育園の中ではいろいろなアクティビティがあります。スイミング、音楽、運動と、最近の日本の幼稚園とほぼ似ていますね。

彼女が小学校の頃は、学校から帰ってきていろいろな習い事に通っていたそうです。たとえば学校終了後、2時から日本語教室、4時からそろばん。他の習い事もしているので毎日のように。今、親になりそのことを思うと5人兄弟だった彼女は、本当に自分の母を尊敬し感謝しているようです。現在では放課後同じ学校内でいろいろ選択をして学べるようになっているようです。英語、ピアノ、スイミング、最近はパソコンも。意外だったのが、野球や柔道も人気。彼女の甥っ子さんは、柔道を習っています。

また、習い事の件で日本に来て驚いたことがあるといいました。なんだろう?と聞いてみますと、日本の習い事はほとんど週に1日のみ。「どうして~!」「それで大丈夫なの!?」と、思ったそうです。週2日、3日、習わせたいのですが、、、、、と言って断られたらどうしよう。。。とも心配したりするそうです。彼女の子供の頃から、ピアノにしても、英語にしても、週2回、3回行くのは当たり前だと。実際、他の国の知人、友人にもそのようなことは聞いたことがありましたが、改めて私が尋ねる前にそう言われると日本の習い事の週1日って文化なのかなと思いました。週1日でも真面目に宿題を毎日やればそれなりにできるようになると。

それを聞いて他にも子育てをしていて何か驚いたことがあるのでは?と思い尋ねてみると、、、

第一回目のメキシコでも触れました“鞄の重さ!”。
以前から言われていたようですが、現在ではお医者さんも子どもの成長によくないのであまり子供に重いものを持たせないようにと言っているようです。それで今のブラジルの子たちの鞄は、ランドセルのようなものでなくスーツケースのような下に車がついたものをスクール鞄にしています。これはこの3月にメキシコに行ったときに見ました!
(話題のメキシコにこの春、行ってきました。大変になる前に帰ってくることができてホッ!)話を聞いてあれだ!と思いました。
小さいスーツケースがとても軽くなったものと考えてもらえば想像できると思います。

また、寒い時に半そで、半ズボンで運動していることにも驚いたそうです。どうして寒いのにあんな格好でさせるの~と。寒くない服装でさせたらいいのにと思ったそう。私たちの子供の頃は、学校に冬でも長ズボンを履いていっていけなかったですよね?最近の子供たちは弱くなるな~と思う私の子育て観とのギャップに、人の価値観って子供の頃の環境で決まっていくことが多いのだなと改めて思いました。

週末は家族で公園に出かけたり、海に出かけたり、家から離れた自然が多い所にある別荘に出かけるなどして過ごしています。ショッピングセンターなどへも。忙しい両親でも、日本の共働き家族と少し違う感じがするという。ブラジルで周りの親たちは自分の時間も大切に考え、子供のこともとても大切に考え時間をつくり過ごしていると。彼女がそのように感じるのは、それは表現力であったり、気持ち、時間の余裕の持ち方の違いなどから感じることも多いのではないかと私は思いました。しかし実際、他の海外の人たちからみても日本は物は豊かだけど心が貧しい子供たちが多い様に思われたり、言われたりしていることがあります。何かそのことにつながっている気がしました。

ブラジルでも(メキシコ、アメリカも)たくさん子どもたちを抱きしめる。自然に抱きしめる。子どもたちは両親が忙しくてもこのような日常の親の表現からも、長い成長期間自然に安心感を受けているのだろうと感じました。

*この記事は一部の方を対象に取材したものです。                           
(参照)
日系ブラジル人のお母さん( 30 代)。社会人になって日本に。その後ご主人と知り合い結婚、出産。2児の母。

取材協力 ★ For Childrenについて
これからの子供たちのために、
“ You can speak English!”  ” We can speak English!” と多くの人に伝えたい。『英会話カレンダー』『英会話イベント』『英会話サークル』等を通じて、もっと、もっと、日本人に英会話を身近に感じてもらう活動を行っています。                                Masako.

取材後記:今回、改めて習い事は週2回、3回通うことが当たり前。週1回で果たしてきちんと学べるのだろうか?という声を聞いて、今の私には大変ショックでした。週1回でも自宅でフォローすればきちんと学べるという考え方は、一部の子どもたちにしか通用しないのか。また、もっと平均的に子供たちの能力を伸ばせる学び方、通い方があるのではないかと新しい考えが少しできるようになりました。とても気持ち良くインタビューを受けてくれた彼女に感謝します。ありがとうございました。



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