一年中暑い南国の国、シンガポール。「衣替えは必要ないし、寒くないから風邪をあまり引かない。だから子育てがしやすいの」とシンガポール在住9年目の筆者の友人は言う。そんなシンガポールの子育て事情が知りたい!ベビー&キッズ編集部は現地に住む友人から話しを聞いた。
《小学校入園までの世代》
シンガポールのママたちは仕事をしている人が多いため、親子サークルはほとんどないようだ。子ども達は自分達の親に預けるかベビーシッターさんを雇い自宅で保育をしてもらう。1歳半頃になると“プレイグループ”に、月曜~金曜日まで一日2時間ほど預け、幼稚園に行く前の集団生活になれさせる事にするそうだ。ちなみにシンガポール人ではなく、日本企業の駐在員親子の間では育児サークル活動もあるそう。
《小学校世代》
大体の小学校が「モーニングセッション」と「アフタヌーンセッション」に分かれているため、学校から帰ってきてからの時間の過ごし方がそれぞれ違う。 事例として、友人の子どもの過ごし方を紹介。(モーニングセッション)
始業が7時15分で、終業が1時15分。その後スクールバスで2時頃帰ってくる。帰ってきて軽い昼食を食べ(学校で10時半ごろ休憩時間があり、その時一回ごはんを食べるが・・・)その後宿題。それからテレビを見たり、兄弟と遊んだり、お隣の子供達と遊んだりする。夕食の前にピアノの練習、食後にシャワー、明日の用意をして8時半から9時ころに就寝。 アフタヌーンセッションの場合。(前出の子どもの友人)
始業は曜日・学校によって違うことがあるが、だいたい11時半ごろから始まり、終業は6時半頃。 帰ってきたらもう夕食!食後は宿題、シャワー、テレビを見て就寝。ちなみに話しを聞いた子のクラス(小2)は、毎日学校からたくさんの宿題が出て終わらせるのに12時近くまでかかってしまうそう。そのかわり、朝起きるのは9時近く。 アフタヌーンセッションの子は、習い事などを午前中にすませてしまうそうだ。
シンガポールの子供達は、このように学校の始業時間が違うため学校外で近所の子ども達と遊んだりしないことがほとんど。大体の子どもはDSを持っているので、家の中で遊ぶか習い事にいくか。。。。(友人の推測)
子ども達が時間を費やす習い事とは。。。。
☆女の子
ダントツ人気はピアノとバレエ。
バレエはクラスの空きをみつけるのが難しい程。 スイミングも結構みんな行ってるそう。あと忘れてはならないのが、塾。中国語、算数、英語、クリエイティブライティング(作文)、そろばんなど。公文( kumon)も人気が高い。
シンガポールの小学校は、1年生から中間・期末テストがあり結構ハードに勉強させられる。そのため塾に行くか家庭教師を雇うのが一般的。
☆男の子
塾はもちろんだが、スポーツ系で人気があるのはスイミング。 19歳になると男子はアーミーに行くため(徴兵制度がある)、泳げることが必須。その他芸術系のピアノ、アートも人気。
週末も習い事でつぶれしまうことが多いシンガポール。共働きが多いため、唯一週末だけが家族の時間。習い事以外の時間は、家族で公園やプールに行ったり、ショッピングモールに行ったり。週末はどこのショッピングモールも混んででいて、食事の時間はどこのレストランもフードコートも一杯。両親がクリスチャンだったら、日曜日の午前中は家族で教会に毎週行くのが一般的。 また、家で過ごすときはリビングで過ごすことが多いが、シンガポールでは「勉強部屋」と「子ども部屋」の二つを与えるのが普通のよう。上記写真は子ども部屋。バービー人形で遊んだり、プリンセスごっこをして遊ぶ。勉強部屋では、宿題の他にお絵描きをしたり、お友達に送るカードを書いたり。小学生になると勉強部屋で過ごすことが多くなるようだ。(右の写真)
*この記事は一部の方を対象に取材したものです。
(参照)今回、取材にご協力いただいたのは筆者の友人でシンガポール在住歴9年。シンガポール生まれ、シンガポール育ちの中華系男性と結婚。女の子二人と男の子一人のお母さん。 |