30年前ぐらいは、メキシコ も共働きの家庭は多くなかったそうです。しかし今では、ほとんどの家庭が共働きで、保育園、幼稚園またはベビー シッターさんに子供達を預けているそうです。日本同様、早めの入園準備をしていないと、入れないなどの問題もあります。時間などの関係で、2つの幼稚
園に通う子もいるとか。とにかく仕事のために、子供を預かってもらう所を確保することは大変のようです。 ここで一つ、触れておかねばならないのが貧富の差。今の日本人が、これらお伝えすることを理解するのは難しいでしょう。(私もメキシコ に行ったときに、 メキシコシティ ({日本で言えば東京}の交差点で車を止めたとき物売りの子供たちを初めてみて、とてもショックでした)よく日本人は中流階級が多いと言われますね。このことに、とても感謝するようになりました。
話は戻り 共働きの家庭が多いため、親子の サークル活動 などはほとんどないようで、 習い事も小学校に入ってから始めるのが一般的だそうです。治安はとてもよくないので、子供たちはほとんど外では遊べないとか。たまに、出かけても絶対、絶対、目は離せないと。
ベビーシッターさんと時々外にでて、ちょっとの隙にいなくなったというニュースはよく聞かれるそうです。
週末の日曜日は必ず祖父母も含め家族で過ごすそう。なにかにつけママは子供にキスをする。ハグをする。1日数えられないくらい、キスをする。こういうところからも表現の豊かさが伝授されるのでしょうね。また
メキシコ は、子供に重いものを持たせない(子どもに甘い!?子供の成長にもよくないとか。)ことでも有名です。教科書も重いので、宿題がある科目だけ持ち帰るそうです。友人も、とても教育熱心な母親ですが、この位の年齢は、皆“ 遊びや喧嘩 ばかり!”と。
さて、メキシコ の一般社会でも問題になっていますが公立初等教育の質は絶対的な水準の低さだそうです。数字でみても、はっきりとわかります。 メキシコ の友人いわく公立小学校は、本当に食べることも大変な低所得者が行くのだそう。そして私立の学校に行くほとんどの家庭には、 メイドさんがいる。。。(住み込みのメイドさ んも)改めてこのコラムを書くにあたって、これらのことを知りとても複雑な気持ちになりました。
習い事は私立の小学校だと放課後1年生から学校のクラブ に入ります。平日の週2,3日、2時間ぐらい。そして週末も参加できるそうです。 公立に通う子たちも学校から帰ってきて、習い事へ。特に男の子に人気なのが、やはりサッカー。友人の子は家にいる時も、足からボールを離さないほど。最近は、テコンドーも昨年オリンピックでメキシコ が金メダルを取ってから、人気が出てきているようです。女の子に人気なのは、バレエ。次に ピアノ。これらは、日本でも馴染み深いですね。小学校に入って、子供たちがやりたいこと、好きなことを夢中でやっているという印象を受けました。
インタビューを終え、学ぶことはしっかり学校で、そして、習い事は本人がやりたいことを。生き方も親が導きながらも、本人の意思をしっかり尊重する考えがあるように感じました。それでも、30年ぐらい前は違ったとか。現在、メキシコでも中流階級も増えてきたようですが、本当にどこの国においても、子供たちが安心して、日々の生活が送れる社会を大人たちは、努力して作っていかなければと再確認しました。メキシコシティでは、ほぼ完全な小学校就学率だそうですが、メキシコ全体では 2015 年を目標にしているようです。
*この記事は一部の方を対象に取材したものです。 (参照)今回、取材にご協力いただいたのは筆者の20年来の友人である。
家庭環境によっては、違うこともありますのでご了承下さい メキシコ市在住で有名ホテル・営業部勤務。小学校1年生・男の子の母。 |